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ExcelVBAの源流はVisualBasic
ExcelVBAの源流はVisualBasicです。
とはいっても現行のVisualBasicではなく旧タイプのVisualBasicなのです。
旧タイプのVisualBasicはバージョン6.0で終了しその後VisualBasic.NET(ドットネット)シリーズとなりました。
ですのでExcelVBAができるからと言ってすぐに現行のバージョンのVisualBasicが記述できるわけではありません。
それなりに記述や命令形態も大きく異なります。
しっかりExcelVBAで基礎的な部分を学ぼう
しかし、ExcelVBAの記述は旧タイプのVisualBasicであればそのまま応用可能ですし、ASP (Active Server Pages)と呼ばれるサーバサイドがスクリプト処理する動的ホームページの構築の際も記述が似ているため応用がききます。
このように現行のVisualBasic.NETには活かせませんが、学んだ知識を振り幅は小さいながらも横展開することも可能です。
しかし、ExcelVBAで本格的にVisualBasicを学びたいと思われている方はそのつもりでしっかりExcelVBAで基礎的な部分を学んだのち、VisualBasic.NETに取り掛かるのもオススメです。
VisualBasic.NETはVB.NETと表される事も多い
前置き長くなりましたが(笑)今回はそのVisualBasic.NETについてお話したいと思います。
ちなみにVisualBasic.NETはVB.NETと表される事も多いので、これより以後はVB.NETと書かせて頂きます。
さて、そのVB.NETもExcelVBA同様にというか本言語のためそれ以上に魅力が高く、エンジニアとしてのスキル、副業と様々な面で人気があります。
VB.NETもExcelVBA同様に人気がある
その理由として
1.画面と使ったアプリが簡単に作成可能
2. コード入力の手間が少なく書きやすい
3. 無料で利用可能
4. 本格的なオブジェクト指向に対応
5. 「.NET」環境への対応
6. 高機能&汎用性の高さ
が挙げられます。
VB.NETのエンジニアの最高年収は約720万円
そして、転職や案件獲得事情については他のサイトから得た情報ですが(笑)VB.NETのエンジニアの最高年収は約720万円、最低年収が約480万円程度で平均年収が660万円あたりに推移しているようでそれなりの額を維持しているようです。
その背景としては
1.Windowsアプリの需要増加
2.業務系システムで根強い人気がある
3.社会のデジタル化推進の流れ
さらに加えてVB.NETで「.NET」系の開発に慣れてC#を学んでステップアップする道もあり、その場合年収がVB.NETに比べて+100〜200程度となるようです。
ですので、ExcelVBAを始めてある程度マスターしたら、VB.NET、C#とステップアップしていくと無理なく将来的に年収を上げて行きやすいかもしれません。
人気の言語「Python」について
ここからは個人的なおすすめになりますが最近聞いたことある方も多いと思いますがPythonという言語もおすすめで今人気なだけあってそれなりに需要が多いです。
記述の仕方もExcelVBAになれてしまえばそう難しくはないです(ただしそれ以外の外郭的要素に専門的な知識が若干必要ですが…。)
まとめ
いかがでしたでしょうか?今回はExcelVBAからVisualBasicを軸にした将来的な展望プランの例についてお話しました。
ちなみにVB.NETは無償提供されているので、もし先に触れてみたい方は↙︎こちらから取得して試してみるのも良いかと思います。
♦︎VisualStudio(総合開発環境)サイト
https://visualstudio.microsoft.com/ja/vs/community/