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Excel「VBA」のオススメ学習法
ExcelVBAを行いたいけどなかなか踏み出せない、もしくは始めたけど継続できなかった方いらっしゃるのではないでしょうか?
これはExcelVBAだけではなく新しい何かに取り組もうとすると誰でも経験する最初の壁です。
実はこのことは脳のメカニズムに関係があって今まで行ったことないことにチャレンジしようとすると今までそれまでの自分の行動パターンと違うと認識し急いで戻そうとします。
そのために急に不安を感じさせたり、やる気を失わせたりしてくるのです。
「ホメオスタシス」が働くと不安・やる気がなくなる?
たとえば運動するとき汗をかきますがこれは体温が急激にあがったことを体が察知して急いで元の体温に戻そうとするためです。
ここでネックになるのが脳は正常の範囲内と認識している範囲があるということです。
ですので既述のような時はそれまでの範囲と異なると脳が察知した結果なのです。
そしてこの働きを「ホメオスタシス」と呼びます。
せっかくExcelVBA含めプログラミングの勉強を始めようと思ったのに、やる気を失なったり不安になるのはこの「ホメオスタシス」が働くためです。
ではどうすればせっかくやる気になったExcelVBAへの学習意欲を失わず続けれるようにできるでしょうか?
次からはそのポイントをお伝えします。
ごく小さく始めてみる
前述のとおり、脳はそれまでと異なる行動パターンを察知すると元に戻そうとすると解説致しました。
そこでその対策として小さく始めてみるということからやってみましょう。
やる気がどんと出てそれに伴って大きく行動を開始すると、さきほどお伝えしたようにホメオスタシスがそれまでの自分の行動パターンと異なる(=異常)と判断し戻そうとしてきます。
そこで取り組みの行動量を小さく始めてなだらかに上げていくと脳は徐々にプログラミングができる新しい自分を自分の正常範囲内として認識するようになり拒否反応を受けずにすみます。
ですので、やる気が高まってもまず最初は取り組む時間を毎日10分くらいを目安に1週間くらい続け、その後徐々に伸ばしていくと習慣化につながり無理なく習得できるかと思います。
既にできて活躍している自分をリアルにイメージする
これも先の段に通じるのですが、学習を始めたらプログラミングができて活躍している自分を毎日リアルにイメージしてみましょう。(その時できれば気持ち良い感情も同時に想像しましょう)
すると脳は現実とイメージの区別がつかないのでプログラミングしている自分を自己イメージと認識し、その自分の中に収まろうとします。すると自動的にプログラムできる自分を維持しようと勝手に脳が働いてくれてプログラム学習への意欲が湧くとともに学習に向けて最適化を行ってくれます。
ちなみにお気付きの方もいらっしゃると思いますが先の小さくスタートとワンセットで行えば相乗効果できっと何もせず取り組むより習慣化と学習のスムーズ化が期待できます。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回はExcelVBAのことについて直接的ではなく間接的なお話しですが学習についてオススメの取り組みかたをご紹介しました。
ぜひExcelVBAもしくはプログラムに興味が湧いたのあれば、その気持ちが消えないうちにいつまでも継続するように脳の構造をいかして学習に取り組んである程度楽に継続できるようにしていただけたらと思います。
始めたけど難しく感じて続かない?
よく「始めてみたけど難しく感じて続かなかった」などのお話をネットでも見たり聞いたりしますが、もったいなぁと感じておりました。
それらも、もしかしたら今回解説したお話の要素が起因しているのではないかと思いますので、ぜひこれから学習を始めたいと思われていてこの記事を読まれた方はご紹介した2点を頭の片隅において取り組んでみてください。