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【体験談1】高校生でもVBAは使える
私がVBAに出会って学んだ初めては高校の情報の授業でした。
当時PC教育を行っており、MicrosoftソフトのWord・Excel・powerpointに触れる機会が多かったです。
その中の一つにExcelのVBAを学ぶ機会があったのが初めてでした。
一度経験すればVBAは簡単
はじめはただの「計算マクロ」で、セルに入れた数字をVBAマクロを用いて計算させるものでした。
教科書を見つつ先生のヒントをもらいつつ、はじめてのマクロ作りは一時間の授業いっぱいに使ってやっと作成できるくらい時間がかかりました。
一度作ってしまえばVBAマクロの流れがイメージできるようになり、その後の授業ではVBAで電卓を作ってみたり、条件のセルの文字色を変えられるようにしたりと、様々な内容を学びました。
大学生でもVBAは活用できる
その後大学に進学してからはVBAはあまり使ってこなかったんですが、卒業論文を作成する際に研究の実験結果をデータ処理することがあり、高校当時の記憶をもとに作ってみることに、複数データの値のうち一致するものを検索するという内容でした。
VBAマクロには操作を記憶するという機能があるので、フィルターなどのデータ整理は記憶機能を用いて処理をVBA化して、検索方法は数値を条件処理したのちに一致すれば〇、一致しなければブランクにし、〇のついたデータのみを一覧化できる様に作りました。
研究前任者はこの処理を紙と目視で行っていたため相当な時間がかかっていましたが、VBAを用いたことで作業時間が大幅に減少したので処理できる量を飛躍的に増加させ、実験時間を確保できたことがとても役に立ちました。
仕事にも使えて時短ができる
一度流れを覚えてしまえば、こういう処理がしたい、これができたら楽ができるなどを、検索してみるとコードを説明しているサイトが多数あります。
それをコピーして使用してみる、そしてトライ&エラーで少しずつ思い通りに動くように調整を行っていくだけで研究や仕事(現在の仕事にも活かせています)をとても時短化することができます。
最初のとっかかりは難しいとは思いますが、ExcelのVBAは学ぶ価値がとてもあると思います。
【体験談2】VBAは専門学生でも使える!
初めてVBAに出会ったのは、私が専門学生の頃でした。
主にJavaやC言語を勉強していたので、VBAに関しては「こういう物もあるんだな」といった認識でしたが20代で半導体関係の会社に就職し、その会社では、自動測定の為GPIBケーブルという特殊なケーブルを使用して測定器とPCを接続し、測定器が弾いた値をExcelに取り込み、グラフの作成までを全て自動で行っていました。
VBAの多様性に感動したのを覚えています。VBAはその会社において、作業効率化の為必要不可欠なツールでした。
いずれの職場でもVBAは重宝しました
そこでVBAのノウハウを覚え、5年程勤めた後、その会社は辞める事となり半導体とは関連性の無い事務職や介護職など、多岐に渡り転々としていましたが、いずれの職場でもVBAは重宝しました。
今やどんな業種においても、資料作成、データ管理などにPCは必須で、会社の備品として購入しているPCのほとんどはWindowsのPCです。
VBAはMicrosoftの Officeとの連携や親和性が高い
私が勤めてきた会社も例外ではありませんでした。
ExcelやWord、Power Pointなどで管理しているデータがほとんどを占める中、VBAはMicrosoftの Officeソフトウェアとの連携や親和性が高いので、Excel でWordの文書を操作したりといった事も可能です。
作業効率が大幅にアップ
私が実際に行っていた作業としては、Excelで作成した表やグラフをVBAのボタン一つで自動的にPowerPointにまとめるプログラムを作成しました。
プレゼン資料を作成する上で、作業効率がアップしとても便利でした。
VBAは無くてはならないツール
その他にも情報の変更がある度に、複数のExcelファイルに一つずつ複雑な修正を加えないといけない状況に対し、VBAを使用しボタン一つで一括管理するプログラムを作成しました。
VBAでのプログラムの作成はある程度の時間を要しますが、一度作成してしまえば、面倒な作業をボタン一つで完了出来てしまいます。今後もVBAは私にとっては無くてはならないツールとして活躍してもらいたいと思っています。