ExcelのVBAが転職で有利になる?VBAができる強みとは?(体験者の声も)

「VBA」が転職に役立つと注目!?


転職を考えているが何か武器になるスキルが見当たらず、どうしようか困っているという人もいるのではないでしょうか。そんなときに役に立つといわれるスキルは色々ありますが、その中でもVBAが注目を集めているようです。

VBAは表計算ソフトの自動操作や各種データの集計のプログラム化ができるプログラミング言語の一つで、IT系の仕事とは無縁だという人でも比較的学びやすい言語といわれています。

何故このVBAができると転職に有利といわれるかというと、一つに業務効率化の改善が見込めるという期待感を持たせることができるという点があります。

VBAのスキルがある人材は重宝される?


職場によっては、表計算ソフトに関する知識がある人が少なく、毎月の集計などに人手と時間が取られているという所も少なくありません。

VBAができる人材であればそうした業務を短縮化できる、これまで分からなかったことを聞くことができるという期待感を持たせます。

特に、表計算ソフトで行うような業務は極力人手とコストをかけたくないものが多いので、コストカットや人材配置の見直しを考えている企業にとっても魅力的に映るでしょう。

また、VBAのスキルがある人材を雇っておくと、表計算ソフトなどのアップデートにも慌てず対応できる可能性があるという印象を与えることができます。

VBAは仕事で使われるシーンが多い


表計算ソフトなどのビジネスシーンで使われるソフトは、アップデートを重ねるごとに機能が増え複雑化することが非常に多いです。

そうしたときに基礎を知っている人材がいた方が、外部の業者などに依頼するということが少なくできると考えられます。

色々な不具合が起こったときにも、VBAの知識があれば原因を特定しやすくなる可能性があるというのも大きいでしょう。

転職スキルを身につけようとしたときに、VBAを選択することも視野に入れておきましょう。

次の項目では実際にVBAを通信講座で学び転職活動をした経験者の声をご紹介します。

転職するために通信講座でVBAを学習!(体験者の声)


ExcelのVBAについて、仕事ベースでは少しいじっていましたが、明確にスキルというものがアピールできないと思ったため、退職後、Excel VBA スタンダード資格を取得するために勉強を開始しました。

勉強するために必要となったのが、やはり、模試が必要であると考えたため、通信講座での勉強を開始しました。価格は50000円近くかかりました。

他の言語を学んでいると理解しやすい?


勉強内容は、主に動画を閲覧したのち、テキストで該当箇所を学習する形で進めました。

また、付属しているサンプルコードにより、動作確認をしながら勉強を実施する形になりました。

Excel VBA ベーシックの内容から開始しましたので、基礎的なステートメント、ファンクションなどを学ぶところから開始しました。

以前職場でJavaを取り扱っていたのと、Java Silverの学習をしていたので、勉強自体は苦にはなりませんでした。

躓いたところは、テーブルの概念である、ListObjectになります。この部分は、業務ではEXCELではテーブルという機能は使用していませんでしたので、理解するのに時間がかかりました。

資格試験に合格→転職活動開始!


その後、教材に不足している模試を実施し、合格点の7割以上になるまで繰り返し復習したのち、資格試験に臨みました。

資格試験は、模試を実施していたため、簡単に感じて、合格することができました。

転職活動でExcel VBA スタンダード資格をアピールするために履歴書に記載しました。

VBAを活かして転職は成功?失敗?

そして、面接では、今までExcelでの実務能力に加えてExcel VBA が使えるため、マクロ作成ができますという形でアピールしました。

しかし、会社によってはExcelの業務自体に高度なシステムを構築せず、専用のシステムで業務を行っている会社もあるため、アピールとしては不発に終わったところもありました。

結局、ExcelのVBAは転職に有利なの?


一方、Excel VBA が使えるため、マクロ作成ができますというのを面接時に言うと、マクロができることを最低条件として飲み込んでいる会社もありました。

そのため、ExcelのVBAが転職活動で有利に働くかは「転職する会社による」ということを実感しました。

これからVBAを学ぶ人、プログラミングを学ぶ人、転職する人の参考になれば嬉しいです。